[修了]開催予定のシンポジウム

無事閉幕いたしました、ご参加いただきありがとうございました。

■日程 : 2019年11月16日(土)、17日(日)
■場所 : (公財)日本モンキーセンター
■主催 : SAGA(アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)
■共催 : (公財)日本モンキーセンター、京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
■対象 : どなたでも
■参加費 : 無料 ※入園料は別途必要
■ウェブサイト : http://www.j-monkey.jp/event/2019autumn/saga22/

ようこそ

ようこそ、SAGA (アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)のWEBサイトへ!
SAGAはチンパンジー(およびボノボ)、ゴリラ、オランウータンの3属4種に分類される大型類人猿の現状と将来について、研究・飼育・自然保護という立場から考えるために集まった非営利団体です。

チンパンジーの不適切な飼育展示に対する批判声明

We provide this statement in seven different languages. Select a language below and see.

2016年7月16日、チンパンジー・プリンが「みやざわ劇場」で舞台デビューしたとの報道がありました。報道によると、チンパンジー・プリンは乗り物に乗って登場したとあり、“宮沢さんは「プリンちゃんは120点。スターの素質も十分。愛らしい姿が阿蘇に観光客を呼び込む起爆剤になってほしい」と話した。”と記述されています。

阿蘇カドリー・ドミニオンで2015年9月22日に生まれたチンパンジー・プリンが人工保育となったことについて、「アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い」(略称SAGA)世話人一同より2015年11月24日付でウェブサイト上に批判声明を公表し、同内容を上山園長にも文書で郵送いたしました。

また、エンターテイメントビジネスにおける大型類人猿の不適切な利用等について反対する要望書や声明を、2006年12月4日2007年10月11日2012年11月19日の過去3回にわたって発してきました。こうした過去の声明において、以下のことを繰り返し要望して参りました。

チンパンジーの不適切な飼育、特に人工保育は社会性の発達に関して重大な障害を引き起こします。仲間のチンパンジーから隔絶された状態で人間がチンパンジーをショーに出すために訓練をおこなうことは極めて不適切な行為です。母親と仲間に囲まれて暮らす本来のチンパンジーの子どもの姿と、母と子の成長の様子を来園者に見てもらうことが、チンパンジー・プリンの発達にとっても一般の人々へのメッセージとしても最優先されるべきです。

こうした当団体のこれまでの主張にも関わらず今回の事態が生じ、また報道の文章から今後もチンパンジー・プリンを舞台に出演させるために不適切な飼育とショーの訓練の継続が強く窺えることに関し、SAGA世話人一同強く遺憾の意を表します。かつてみやざわ劇場において、チンパンジー・パンによっておこなわれていたショーの最中に、人に傷害が及ぶ事故が起こりました。同様の事態が起こりかねない状況であると懸念します。

チンパンジーは、絶滅のおそれがある野生動物であり、ワシントン条約で附属書I(今すでに絶滅の危険性がある生き物)に掲げられ、IUCNレッドリストで絶滅危惧種とされています。国内法の種の保存法や動物愛護法の別表において、ヒト科の1種としてリストに挙げられています。2013年に改正された種の保存法においては、該当する動植物種に関して科学的知見の充実を図るという条項が追加されています。また、動物愛護法においては、動物の習性に応じて適切に飼養するべきであることが明記されています。

国際霊長類学会は、ヒト以外の霊長類をエンターテイメントビジネスに利用しショーに出演させることを禁じています。ショーによって歪曲された姿を見せることは、チンパンジーの本来の社会性の理解を一般に広める妨げになり、ペットとして飼育可能であるかのような誤解を与えます。わが国においてもこうした国際標準が順守されるべきです。チンパンジー・プリンのみやざわ劇場への出演に抗議するとともに、早急に善処していただくよう強く要望いたします。

2016年7月18日

SAGA(アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)世話人一同



チンパンジーのTVバラエティ番組・ショーへの利用廃絶に向けて

シンポジウム

SAGAでは、1998年から毎年シンポジウムを開催しています。シンポジウムでは、大型類人猿の研究・飼育・自然保護に関した多くの講演、発表、分科会がおこなわれます。興味がある方なら誰でもご参加いただけます。

第22回SAGAシンポジウムは2019年11月16-17日に愛知県犬山市の公益財団法人日本モンキーセンターでおこないます。

SAGA21 熊本
2018.11.17-18
SAGA20 愛知
2017.11.04-05
SAGA19 山口
2016.11.19-20
SAGA18 京都
2015.11.14-15
SAGA17 茨城
2014.11.15-16
SAGA16 高知
2013.11.09-10
SAGA15 札幌
2012.11.17-18
SAGA14 熊本
2011.11.12-13
SAGA13 神奈川
2010.11.13-14
SAGA12 北九州
2009.11.14-15
SAGA11 東京
2008.11.15-18 HOPEと共催
SAGA10 東京
2007.11.17-19 HOPEと共催
SAGA9 名古屋
2006.11.11-12
SAGA8 大阪
2005.11.18-20
SAGA7 京都
2004.11.12-14
SAGA6 東京
2003.11.13-15 COEと共催
SAGA5 犬山
2002.11.14-17
SAGA4 岡山
2001.11.15-17
SAGA3 犬山
2000.11.9-10
SAGA2 犬山
1999.11.16-22 COEと共催
SAGA1 犬山
1998.11.19-20
SCCS 2000
2000.3.2-5
SCCS 2002
2002.2.17-20

30年ぶりの空-医学感染実験チンパンジーがゼロになった-


2012年5月15日、ひとつの歴史に終止符が打たれた。チンパンジーの医学感染実験の歴史である。キャンディーという名の女性と、ムサシとショウボウのふたりの男性。3人のチンパンジーが、この日、民間の医学研究施設から、京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリに移籍してきた。これで、国内に136人いた医学感染実験チンパンジーがゼロになった。
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チンパンジーの笑顔を知っていますか?

チンパンジーって笑いますか?
もちろん!

でも、かれらの笑顔はTVでよく見る歯をむき出しにした顔ではありません。 歯をむき出しにする表情は、人間で言えば泣きっ面。 唇を突き出す表情は、人間で言えば不満顔。 カメラの前のチンパンジーは、人間の笑顔に似せた表情を「作っている」のです。

【チンパンジーの笑顔写真集】チンパンジーの「作りもの」でなはい本来の笑顔を知ってください

エンリッチメントのすすめ

"エンリッチメント" - 飼育動物の幸福な暮らしを目指した試みを、いろいろご紹介します。

類人猿母子の絆

ギニア・ボッソウの野生チンパンジー、母Fanleと、生後5ヶ月の息子Fanwaa(現地語で"Encouragement"の意)

撮影:山梨裕美/京都大学野生動物研究センター(当時の所属は京都大学霊長類研究所)

ギニア・ボッソウの野生チンパンジー、Fanwaa

撮影:山梨裕美/京都大学野生動物研究センター(当時の所属は京都大学霊長類研究所)

京都市動物園でくらす、2013年2月12日生まれの男の子、ニイニ

撮影:山梨裕美/京都大学野生動物研究センター

母コイコにしがみついて眠るニイニ

撮影:山梨裕美/京都大学野生動物研究センター

日本モンキーセンターの、マルコとマモル親子

撮影:市野悦子/ 京都大学霊長類研究所

日本モンキーセンターの、マルコとマモル親子

撮影:市野悦子/ 京都大学霊長類研究所

日本モンキーセンターの、マルコとマモル親子

撮影:大橋岳

母親のアイに抱かれているアユム

提供:落合知美/京都大学霊長類研究所

高知県立のいち動物公園のふたごチンパンジー、ダイヤ&サクラと、母サンゴ

提供:山田信宏/高知県立のいち動物公園

高知県立のいち動物公園のふたごチンパンジー、ダイヤ&サクラと、母サンゴ

提供:山田信宏/高知県立のいち動物公園

日立市かみね動物園 リョウマ(2012年4月生まれ)と母マツコ

提供:大栗 靖代/日立市かみね動物園

日立市かみね動物園 ゴウ(2011年2月生まれ)と母ヨウ

提供:大栗 靖代/日立市かみね動物園

ギニア・ボッソウのジレ・ジョヤ親子

2004-2005年撮影. 提供:野上悦子/京都大学霊長類研究所

ギニア・ボッソウ、母ジレがナッツを割るのを覗き込むジョヤ

2004-2005年撮影. 提供:野上悦子/京都大学霊長類研究所

東京都多摩動物公園の母子オランウータン、キキ ・リキ(2012年11月14日生まれ)

提供:清水美香/多摩動物公園

東京都多摩動物公園の母子オランウータン、チャッピー・アピ(2014年6月19日生まれ)

提供:清水美香/多摩動物公園

インターネットジャーナル「環境エンリッチメント」

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